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2016/04/28 Blog 【東京教室】4月24日開催 ありがとうございました

先日の4/24(日)に開催させていただきましたプラナカンビーズ刺繍@東京教室に

ご参加いただきました皆様。

 

台場までご足労いただき、参加いただきまして誠にありがとうございました。

 

初めての皆様やご経験者様、お顔なじみのリピーターの生徒様と

多くの方にお目にかかれ、プラナカンビーズ刺繍のひとときを過ごさせていただき

心より感謝申し上げます。

 

皆様、一つ一つの小さなビーズを丁寧に大切に刺していただきました。

これからどのような表情が見れるでしょうか。

 

私は生徒様が作られるプラナカンビーズ刺繍を見るのがとても好きです。

 

同じ作品でも作り手によって表情がまったく違うからです。

 

そして、オリジナルで好きなデザインで進める生徒様の完成作品を見せて頂くとき、

新しい世界感を見せてくれます。

 

大昔に生産されたビーズが生き生きとよみがえったような、

生徒様の手によって息を吹き込められたような感じがします。

 

そのような事を感じるときに、

国立奈良博物館にある国宝の「刺繍釈迦如来説法図」の事をよく考えます。

 

「刺繍釈迦如来説法図」は国宝に指定されている8世紀に作られた”繍仏”です。

 

”繍仏”とは仏像を刺繍によって表現してきた技法で(もともとはインドが起源)

作り手の思いや感情、祈りなどが込められるため、

刺繍で作られた仏の表情に現れるとされています。

 

1000年以上の昔から、刺繍をすることは念仏を唱えることに似ているとされてきましたので

精神の落ち着きを取り戻したり、自分を見つめなおすのに理にかなった作業と言えそうです。

 

先日も、生徒様が写真で見せてくださったプラナカンビーズ刺繍を見て

こだわられながらお選びになったビーズが、こんな素敵な表情になったんだ、と

とても感激しました。

 

PBS ATELIERで提供するビーズは、生産ができず、原料もこの世に存在しません。

だからこそ、ビーズ一つ一つに皆さまの思いを向けて作って頂きたいと思っています。

 

皆様の刺繍経過、完成写真を拝見しますのを楽しみにしています。

 

■写真の盆栽は都内にある日本庭園の樹齢520年のヒノキで

徳川家康の家臣であった大久保彦左衛門が集めていた盆栽のひとつだそうです。

江戸の大火、関東大震災、戦争を経てもなお力強く生き続ける姿は美しい。

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